(VOVWORLD) -6月21日の「ベトナムジャーナリストの日」を記念し、今週、様々な活動が行われました。その中の一つは20日、ハノイで行われたグエン・スアン・フック首相と各報道機関の代表との懇親会があります。
懇親会で、フック首相は、「党の指導の下、ベトナム報道界は絶え間なく発展し、国の発展事業に多大に貢献してきた」と強調すると共に「報道界は国益と国民の正当な権利保護や、党建設事業、国の革命事業においても重要な役割を果たしている」と確認しました。
また「第4次産業革命が進められている背景の中で、情報技術と科学技術が急速に発展していることは報道分野に新たな要求が出てきた」と明らかにしました。そして、「地域と世界情勢が複雑に推移していると共に、国内経済が多くの困難に直面していることから、国の発展にさらに貢献できるように、報道分野に携わっている人々は今後も引き続き取り組む必要がある」と述べました。
報道界の今後の任務に関し、フック首相は、「良い行いと良い人々の宣伝、監視活動、社会批評と社会問題に関する議論・提言などを促進していく必要がある」と訴えました。
フック首相は「ジャーナリストを含め全国民があらゆる問題に関する認識・知識を高めるため、各報道機関は情報提供を強化する必要があること、及び、ソーシャルネットワークでの正しくない情報を指摘し、国民、国内外の企業経営者、投資家の信頼向上に寄与する必要がある」ことを強調しました。
現在、ベトナムでの報道機関の数はおよそ1千箇所で、1万8千人のジャーナリストが活躍しています。ジャーナリストらは今後も、引き続き、試練と困難を乗り越え、ベトナムの報道の輝かしい伝統を継承して、託された任務を立派に果たすことでしょう。